2007年06月11日
第9回放送終りました
今月は、7月21日から飛騨センターにて開催される「飛騨の匠展」を特集してお送りします。
今日は、第1コーナーの特別展示「両面宿難はソマ匠の棟梁だった」というコーナーについて
同じ匠学会の 梶田隆司さんにゲスト出演して、その思いを語っていただきました。

梶田さんは、「新飛騨の匠ものがたり」という木工連出版の本を書かれた方で、写真や文章を全部仕上げた大変な方です。
今日は、両面宿難が登場した5~6世紀のお話や、国分寺・国分尼寺のお話。そして、今回の匠展示会で展示する、両面宿難や飛騨国分寺・飛騨国分尼寺の想像図についてなど、詳しく伺う事ができました。
(徳積善太)
今日は、第1コーナーの特別展示「両面宿難はソマ匠の棟梁だった」というコーナーについて
同じ匠学会の 梶田隆司さんにゲスト出演して、その思いを語っていただきました。
梶田さんは、「新飛騨の匠ものがたり」という木工連出版の本を書かれた方で、写真や文章を全部仕上げた大変な方です。
今日は、両面宿難が登場した5~6世紀のお話や、国分寺・国分尼寺のお話。そして、今回の匠展示会で展示する、両面宿難や飛騨国分寺・飛騨国分尼寺の想像図についてなど、詳しく伺う事ができました。
(徳積善太)
2007年06月06日
第8回放送終りました
今日は、先日新聞で発表された「飛騨の匠展」についてお話しました。
その概要は、次の通りです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「飛騨の匠」展“入神の技と心意気”
〔事業計画書/プレス用〕
◇ 事業名称:「飛騨の匠」展“入神の技と心意気”
◇ 会期:平成19年7月21日(土)~9月9日(日)44日間
(毎週月曜日:休館)
◇入館者目標:通期7,000人(内9月5日~9日=4,000人)
◇開館時間::午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
◇事業目的
古代、時の中央政府に庸・調の税を免じてまで、ワザの貢進を求められた飛騨の匠。華やかな都づくりの一翼を担ったその入神の技(わざ)は広く知られているところです。昨年の古代を中心とした展示に引き続き、今回は、近世以降「飛騨の匠」の技術を支えた大工道具を中心に展示します。また、残された伐木運材や建造物等の、貴重な史料から知ることのできる飛騨の匠達の足跡を総合的に調査、研究、発表を行い、それにより、飛騨の匠の優れた技術と技能を顕彰し、誇るべき木づくり文化を飛騨高山から広く全国へ発信します。
◇主催:飛騨の匠展実行委員会
〔構成団体:飛騨コンソーシアム岐阜県ミュージアムひだ協同組合飛騨木工連合会〕
◇後援:岐阜県教育委員会高山市教育委員会飛騨市教育委員会下呂市教育委員会
白川村教育委員会高山商工会議所(社)飛騨高山観光協会(社)飛騨市観光協会
(社)高山市文化協会飛騨民俗村飛騨の里飛騨歴史民俗学会
◇プロデュース:飛騨の匠学会高山建築組合
◇会場:◎メイン会場
飛騨・世界生活文化センター内「岐阜県ミュージアムひだ」2階企画展示室
〒506-0032 岐阜県高山市千島町900-1 ℡0577(37)6161
○協賛会場
飛騨民俗村飛騨の里高山市上岡本町榑剥ぎ(くれへぎ)実演他
飛騨の匠文化館飛騨市古川町壱之町大工道具の展示と大工の顕彰
◇観覧料:◎メイン会場:一般、大学生共通240円(高校生以下無料団体料金適用なし)
○協賛会場:各会場の一般入場料の規定によります。
■展示と出品内容(メイン会場:岐阜県ミュージアムひだ2階企画展示室)
①特別コーナー「もう一人の宿儺と飛騨の古代」
二体の両面宿儺(りょうめんすくな)像(岐阜県博物館蔵&千光寺蔵)を展示。「宿儺は山林従事者であるとともに、建築技術者の両面を備えた杣匠(そまだくみ)の盟主であった・・」と、考えるという八賀晋氏(三重大学名誉教授高山市郷土館名誉館長)の推論に基づき、早川和子画師に新しい「もう一人の宿儺」の想像図の作画を依頼、飛騨の英雄の実態に迫ります。また、発掘調査で明らかになっている飛騨国分寺・国分尼寺の復元想像図なども新たに描画し発表展示するとともに、合わせて飛騨の匠の統率者としての被葬者と位置づけられた、国府町の海具江(かいぐえ)古墳等々を紹介しながら、飛騨の古代について考察します。
(尚、特別コーナーに斑鳩町観光協会のご厚意により、飛騨の匠の全盛期である奈良時代創建の法隆寺夢殿1/10模型を借用展示する予定です)
②伐り出される飛騨の木材
飛騨の山樵及び木工用具(国指定重要文化財)、運材図会・管材画譜草稿、金山町に残る小筏の実物と模型(下呂市文化財)などを展示し、飛騨から木材がどのようにして運ばれたのか、その時のルートはどうであったか・・などについて検証を行うとともに、材木販売で大成功を収めた飛騨出身の商人についても顕彰を行います。また、葛飾北斎の図絵にある木挽き(こびき)絵を参考に実物大模型で表現し、大鋸(おが)の実態を紹介するとともに、木馬(きんま)や地元の山口鳶(とび・高山市山口町)なども展示して往時の運材風景を考察します。
③名工の道具とワザの変遷
飛騨の名工に使われた大工道具(一文字型墨壺等)を展示し、全国的にも極めて希少な江戸期の大工道具をはじめ、明治~大正~昭和にかけての大工道具の変遷を検証します。また、江戸期の寺院「垂木」と、それを支え続けてきた陰の主役である「和釘」についても実物展示、その優れものを考察します。
○「飛騨の匠のワザ」体験コーナー
目的:飛騨の匠の伝承してきた「継ぎ手・仕口・千鳥格子」などを実際の縮尺サンプルで体験していただき、飛騨の匠の技術を体感。その技を少しでも知っていただくとともに、飛騨の大工さん達とふれ
あっていただきます。
日時:会期中の「日曜日」、大工さんと一緒に体験していただくふれあいコーナーを設けます。
場所:飛騨の匠展メイン会場内協力:高山建築組合
④歴史に名を刻んだ名家一門
室町時代から昭和初期までに活躍した著名な飛騨の匠について展示を行い、その功績を知っていただくとともに、系図を作り、飛騨の匠を顕彰します。また、飛騨の匠が造った建造物(飛騨、岐阜県内、全国)や伝承についての展示、江戸時代に守(かみ)の称号を得た大工の儀式や作法についての検証も行います。
顕彰予定大工:飛騨の匠の祖/藤原宗安。松田太右衛門家一門、廣田良親、東雲・小笠原・笠原家一門、水間相模家一門、谷口権守家一門、森本大和守家一門、村山陸奥守家一門、坂下甚吉家一門、石田家一門、土村家一門、蜂屋理八家(蜂屋理八は協賛会場/古川町飛騨の匠文化館にて)など。
また、江戸時代から数回にわたり焼失し再建された幻の別院大門の実像に迫り、その建造物がどのようなものであったか、往時の工匠の技術を検証します。
⑤映像コーナー
このコーナーでは、匠関連ビデオや10回にわたる市民勉強会の映像等を順次放映の予定です。
●協賛会場(メイン会場の他に、下記会場にても匠関連の協賛展示を行います)
○飛騨の里(高山市上岡本町入場料は飛騨の里の規定によります)
飛騨独自の「まんりき」による榑剥ぎ(くれへぎ)実演を中心に、飛騨の材木を運んだ「橇(そり)」のコレクション(国指定重要文化財)にもスポットを当て、時代考証とその使用方法について顕彰を行う予定です。
また、国の重要文化財に指定されている飛騨の里の建造物を改めて見直していただきます。
主催:飛騨の里
○飛騨の匠文化館(飛騨市古川町入場料は匠文化館の規定によります)
江戸時代から古川に伝わる大工道具や建造物に関しての展示を行い、組み手などの体験とPRすることで飛騨の匠の顕彰を行う。また、古川の大工に関する資料を一堂に集め、メイン会場からの資料提供など従来展示に加えた協力を行います。主催:(社)飛騨市観光協会
◇実演と体験(無料)
○現代の匠による実演と「丸太伐り・鉋(かんな)」など体験コーナー(ふれあい広場)
目的:釿(ちょうな)や槍鉋(やりがんな)など、現代の匠さんによる伝統の手道具実演を見学いただくとともに、実際に道具使いの指導を受けながら、丸太伐りや鉋などを体験していただきます。
日時:平成19年9月8日(土)~9日(日)2日間10時~12時、13時~15時
(8日は講演会&落語会の絡みもありますので随時開催とします)
協力:高山建築組合
○飛騨の杣人による「大鋸縦挽き(おがたてびき)」実演(ふれあい広場)
目的:プロの方に大のこぎりを使って、大きな木を切る昔の杣の「木挽き」を実演していただくことで、古来の丸太を板にする方法を知り、その技術を見学していただきます。
日時:平成19年9月8日(土)、9日(日)10時~12時、13時~15時
実演:下島弘次氏(飛騨の杣人)
◇併催イベント
①「2007 飛騨・高山暮らしと家具の祭典」(無料)
会期:平成19年9月5日(水)~9日(日) 5日間
会場:飛騨・世界生活文化センターコンベンションホール
(サブ会場:家具メーカー各社ショールーム)
主催:協同組合飛騨木工連合会
(問い合わせ事務局℡32-2100)
対象:全国家具小売店(オーナー&バイヤー)、ハウスメーカー、建築設計事務所、デザイナー、インテリアコーディネーター、一般客(家具視察)、県市民等
開館時間:午前9時~午後5時
②飛騨の匠市民勉強会(無料別紙チラシ参照)
目的:市民の皆さんに、飛騨の文化の源を築いた誇るべき先人「飛騨の匠」について、より知識を深めていただくと共に、飛騨の匠展についてPRを行います。
開催:4月6日から9月1日までのべ10回開催
場所:飛騨センターミニシアター
③市民講演会&飛騨の匠古典落語会(無料)
開催:平成19年9月8日(土) 午後1時開場~4時頃まで
会場:飛騨センター芸術堂
主催:飛騨木工連合会共催:匠展実行委員会(入船亭扇治)
・市民講演会:演題「木の建築をつくる技術と道具の歴史」午後1時30分~3時00分
講師財団法人竹中大工道具館学芸部長渡邉晶
・落語会:飛騨の甚五郎「演目/竹の水仙」午後3時20分より4時頃まで
話家真打入船亭扇治
④夏休みものづくり体験教室
日時:夏休み期間中土日開催
内容:竹笛(たけぶえ)づくり、行灯(あんどん)づくりなど
主催:岐阜県ミュージアムひだ(詳細、問い合わせ先:℡37-6161)
◇問い合わせ飛騨の匠展実行委員会事務局(飛騨センター) TEL0577(37)6111
尚、併催イベントについては、それぞれのイベント主催者にお問い合わせ下さい。
(岐阜県ミュージアムひだ:℡37-6161 (協)飛騨木工連合会:℡32-2100)
※上記の事業計画は、平成19年5月20日現在のものです。諸事情により内容が変更になる場合がございます。詳しくは、事務局までお問い合わせ下さい。
[※匠展開催にあたり、関係各所や多数の方々のご理解とご協力をいただきました。感謝とお礼を申し上げます。]
その概要は、次の通りです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「飛騨の匠」展“入神の技と心意気”
〔事業計画書/プレス用〕
◇ 事業名称:「飛騨の匠」展“入神の技と心意気”
◇ 会期:平成19年7月21日(土)~9月9日(日)44日間
(毎週月曜日:休館)
◇入館者目標:通期7,000人(内9月5日~9日=4,000人)
◇開館時間::午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
◇事業目的
古代、時の中央政府に庸・調の税を免じてまで、ワザの貢進を求められた飛騨の匠。華やかな都づくりの一翼を担ったその入神の技(わざ)は広く知られているところです。昨年の古代を中心とした展示に引き続き、今回は、近世以降「飛騨の匠」の技術を支えた大工道具を中心に展示します。また、残された伐木運材や建造物等の、貴重な史料から知ることのできる飛騨の匠達の足跡を総合的に調査、研究、発表を行い、それにより、飛騨の匠の優れた技術と技能を顕彰し、誇るべき木づくり文化を飛騨高山から広く全国へ発信します。
◇主催:飛騨の匠展実行委員会
〔構成団体:飛騨コンソーシアム岐阜県ミュージアムひだ協同組合飛騨木工連合会〕
◇後援:岐阜県教育委員会高山市教育委員会飛騨市教育委員会下呂市教育委員会
白川村教育委員会高山商工会議所(社)飛騨高山観光協会(社)飛騨市観光協会
(社)高山市文化協会飛騨民俗村飛騨の里飛騨歴史民俗学会
◇プロデュース:飛騨の匠学会高山建築組合
◇会場:◎メイン会場
飛騨・世界生活文化センター内「岐阜県ミュージアムひだ」2階企画展示室
〒506-0032 岐阜県高山市千島町900-1 ℡0577(37)6161
○協賛会場
飛騨民俗村飛騨の里高山市上岡本町榑剥ぎ(くれへぎ)実演他
飛騨の匠文化館飛騨市古川町壱之町大工道具の展示と大工の顕彰
◇観覧料:◎メイン会場:一般、大学生共通240円(高校生以下無料団体料金適用なし)
○協賛会場:各会場の一般入場料の規定によります。
■展示と出品内容(メイン会場:岐阜県ミュージアムひだ2階企画展示室)
①特別コーナー「もう一人の宿儺と飛騨の古代」
二体の両面宿儺(りょうめんすくな)像(岐阜県博物館蔵&千光寺蔵)を展示。「宿儺は山林従事者であるとともに、建築技術者の両面を備えた杣匠(そまだくみ)の盟主であった・・」と、考えるという八賀晋氏(三重大学名誉教授高山市郷土館名誉館長)の推論に基づき、早川和子画師に新しい「もう一人の宿儺」の想像図の作画を依頼、飛騨の英雄の実態に迫ります。また、発掘調査で明らかになっている飛騨国分寺・国分尼寺の復元想像図なども新たに描画し発表展示するとともに、合わせて飛騨の匠の統率者としての被葬者と位置づけられた、国府町の海具江(かいぐえ)古墳等々を紹介しながら、飛騨の古代について考察します。
(尚、特別コーナーに斑鳩町観光協会のご厚意により、飛騨の匠の全盛期である奈良時代創建の法隆寺夢殿1/10模型を借用展示する予定です)
②伐り出される飛騨の木材
飛騨の山樵及び木工用具(国指定重要文化財)、運材図会・管材画譜草稿、金山町に残る小筏の実物と模型(下呂市文化財)などを展示し、飛騨から木材がどのようにして運ばれたのか、その時のルートはどうであったか・・などについて検証を行うとともに、材木販売で大成功を収めた飛騨出身の商人についても顕彰を行います。また、葛飾北斎の図絵にある木挽き(こびき)絵を参考に実物大模型で表現し、大鋸(おが)の実態を紹介するとともに、木馬(きんま)や地元の山口鳶(とび・高山市山口町)なども展示して往時の運材風景を考察します。
③名工の道具とワザの変遷
飛騨の名工に使われた大工道具(一文字型墨壺等)を展示し、全国的にも極めて希少な江戸期の大工道具をはじめ、明治~大正~昭和にかけての大工道具の変遷を検証します。また、江戸期の寺院「垂木」と、それを支え続けてきた陰の主役である「和釘」についても実物展示、その優れものを考察します。
○「飛騨の匠のワザ」体験コーナー
目的:飛騨の匠の伝承してきた「継ぎ手・仕口・千鳥格子」などを実際の縮尺サンプルで体験していただき、飛騨の匠の技術を体感。その技を少しでも知っていただくとともに、飛騨の大工さん達とふれ
あっていただきます。
日時:会期中の「日曜日」、大工さんと一緒に体験していただくふれあいコーナーを設けます。
場所:飛騨の匠展メイン会場内協力:高山建築組合
④歴史に名を刻んだ名家一門
室町時代から昭和初期までに活躍した著名な飛騨の匠について展示を行い、その功績を知っていただくとともに、系図を作り、飛騨の匠を顕彰します。また、飛騨の匠が造った建造物(飛騨、岐阜県内、全国)や伝承についての展示、江戸時代に守(かみ)の称号を得た大工の儀式や作法についての検証も行います。
顕彰予定大工:飛騨の匠の祖/藤原宗安。松田太右衛門家一門、廣田良親、東雲・小笠原・笠原家一門、水間相模家一門、谷口権守家一門、森本大和守家一門、村山陸奥守家一門、坂下甚吉家一門、石田家一門、土村家一門、蜂屋理八家(蜂屋理八は協賛会場/古川町飛騨の匠文化館にて)など。
また、江戸時代から数回にわたり焼失し再建された幻の別院大門の実像に迫り、その建造物がどのようなものであったか、往時の工匠の技術を検証します。
⑤映像コーナー
このコーナーでは、匠関連ビデオや10回にわたる市民勉強会の映像等を順次放映の予定です。
●協賛会場(メイン会場の他に、下記会場にても匠関連の協賛展示を行います)
○飛騨の里(高山市上岡本町入場料は飛騨の里の規定によります)
飛騨独自の「まんりき」による榑剥ぎ(くれへぎ)実演を中心に、飛騨の材木を運んだ「橇(そり)」のコレクション(国指定重要文化財)にもスポットを当て、時代考証とその使用方法について顕彰を行う予定です。
また、国の重要文化財に指定されている飛騨の里の建造物を改めて見直していただきます。
主催:飛騨の里
○飛騨の匠文化館(飛騨市古川町入場料は匠文化館の規定によります)
江戸時代から古川に伝わる大工道具や建造物に関しての展示を行い、組み手などの体験とPRすることで飛騨の匠の顕彰を行う。また、古川の大工に関する資料を一堂に集め、メイン会場からの資料提供など従来展示に加えた協力を行います。主催:(社)飛騨市観光協会
◇実演と体験(無料)
○現代の匠による実演と「丸太伐り・鉋(かんな)」など体験コーナー(ふれあい広場)
目的:釿(ちょうな)や槍鉋(やりがんな)など、現代の匠さんによる伝統の手道具実演を見学いただくとともに、実際に道具使いの指導を受けながら、丸太伐りや鉋などを体験していただきます。
日時:平成19年9月8日(土)~9日(日)2日間10時~12時、13時~15時
(8日は講演会&落語会の絡みもありますので随時開催とします)
協力:高山建築組合
○飛騨の杣人による「大鋸縦挽き(おがたてびき)」実演(ふれあい広場)
目的:プロの方に大のこぎりを使って、大きな木を切る昔の杣の「木挽き」を実演していただくことで、古来の丸太を板にする方法を知り、その技術を見学していただきます。
日時:平成19年9月8日(土)、9日(日)10時~12時、13時~15時
実演:下島弘次氏(飛騨の杣人)
◇併催イベント
①「2007 飛騨・高山暮らしと家具の祭典」(無料)
会期:平成19年9月5日(水)~9日(日) 5日間
会場:飛騨・世界生活文化センターコンベンションホール
(サブ会場:家具メーカー各社ショールーム)
主催:協同組合飛騨木工連合会
(問い合わせ事務局℡32-2100)
対象:全国家具小売店(オーナー&バイヤー)、ハウスメーカー、建築設計事務所、デザイナー、インテリアコーディネーター、一般客(家具視察)、県市民等
開館時間:午前9時~午後5時
②飛騨の匠市民勉強会(無料別紙チラシ参照)
目的:市民の皆さんに、飛騨の文化の源を築いた誇るべき先人「飛騨の匠」について、より知識を深めていただくと共に、飛騨の匠展についてPRを行います。
開催:4月6日から9月1日までのべ10回開催
場所:飛騨センターミニシアター
③市民講演会&飛騨の匠古典落語会(無料)
開催:平成19年9月8日(土) 午後1時開場~4時頃まで
会場:飛騨センター芸術堂
主催:飛騨木工連合会共催:匠展実行委員会(入船亭扇治)
・市民講演会:演題「木の建築をつくる技術と道具の歴史」午後1時30分~3時00分
講師財団法人竹中大工道具館学芸部長渡邉晶
・落語会:飛騨の甚五郎「演目/竹の水仙」午後3時20分より4時頃まで
話家真打入船亭扇治
④夏休みものづくり体験教室
日時:夏休み期間中土日開催
内容:竹笛(たけぶえ)づくり、行灯(あんどん)づくりなど
主催:岐阜県ミュージアムひだ(詳細、問い合わせ先:℡37-6161)
◇問い合わせ飛騨の匠展実行委員会事務局(飛騨センター) TEL0577(37)6111
尚、併催イベントについては、それぞれのイベント主催者にお問い合わせ下さい。
(岐阜県ミュージアムひだ:℡37-6161 (協)飛騨木工連合会:℡32-2100)
※上記の事業計画は、平成19年5月20日現在のものです。諸事情により内容が変更になる場合がございます。詳しくは、事務局までお問い合わせ下さい。
[※匠展開催にあたり、関係各所や多数の方々のご理解とご協力をいただきました。感謝とお礼を申し上げます。]
2007年06月02日
飛騨の「めでた」考
飛騨高山の「めでた」について
"高山では「めでた」が出る前は立ってはいけないと習っておりますので「めでた」の前には『席にお戻りください』は無いと思いますが、地方で違うのでしょうか。また荘川の方に聞くと、荘川には めでた が無いそうです。周りではあるのにめずらしいですね。"
などという話をよく聞きます。"飛騨高山で、現在でも厳格に守られている酒宴のしきたりは「『めでた』が出るまでは、席を立って、酒を注ぎに行っては行けない。」ということです。
この司会者さんは飛騨地域以外の方も参加した酒宴に先立ち飛騨の伝統を言い忘れてしまい、めでたの前に無礼講になっていたようです。「お席におもどり下さい」は皆さんへのせめてものお願いのようですが、飛騨の宴会に於いては、この「めでた」の前は席を立たないようにして下さい。
これは、いろいろな意味がありますが、まずは、①料理をしっかりいただいて、悪酔いを避ける。②料理を作って下さった方に感謝する。③座席の両側の方が知らない方でもちゃんと交流を持つ。④宴席と言えども目上の方などに失礼のないようにする。。。などの意味があると伺っております。
「めでた」の歌詞について
「めでた」の歌詞は、次のようになっています。
「めーでーたー、めーでーーたーのー、(以上歌い出し)わーかーまーつー、うーーさーまーー、はーよーおーえーえーだーもー、おーえーさーあー、かーよーうるー、うーはーあーもー、おーしゅーげ、えーるー」
つまり
「めでためでたの若松様よ
枝も栄える 葉も繁る」
と言う歌詞です。これは、山形の花笠音頭と通じるところがありますが、これには諸説あって、金森公が山形の上山に転封されたときに、再度郡上八幡へ転封されます。そのときに一緒についてきた山形出身の家臣が広めたとか、北陸地方から入ってきたとか、いろいろ言われておりますが、そのルーツはわかっていません。
「葉もしげる」の部分では、「し」が「死」につながるとの意味もあり、わざと「しゅ」と言っているなどと言う説もあります。
飛騨地方では、「みなと」と呼ぶ地方もあり、これは、川流しをした木材が無事に「湊」へ流れ着いたときにこの歌を祝い歌として、中乗りさん達が歌ったという話に基づくものです。今でも、神岡や上麻生では「みなと」と呼ばれているそうですが、いつ頃から歌われたものなのかははっきりしません。
この「みなと」の節回しは、高山や古川の物と比較して、マイナー系のコード進行でできており、聞いた感じが暗い感じがします。
「めでた」の節について
高山のめでたには、大まかに2種類の節があります。一般に伝わっているものは、保浅流と呼ばれているもので、昭和40年代以降に、民謡師の保浅太郎氏が宴席などで一般に広めたという話があります。もう一つは、民謡調のもので、民謡師の小坂氏によって歌い継がれました。この節回しは微妙に保浅流とは違いますが、現在の宴席では、一般に保浅流のものが出回っています。
それ以前のめでたが、どのような節回しであったのかは、私も余り詳しく知りません。
飛騨の「めでた」について
これが飛騨となると節回しが地域によって違いますし、呼び名も違うところがあります。
文章で書き表すのは非常に難しいのですが、高山めでたはメジャー系のコードで明るい感じになっています。
また、一般には、「めーでーたー」で歌い出しが行なわれますが、もともと旦那衆の行なっていためでたは、
端唄に「松尽くし」というのがあり、これを歌ってから「めーでーたー」となります。
「松尽くし」とは、松の数え歌で、「一本目には、市の松。二本目には庭の松、三本目には下がり松・・・」などという歌詞になっています。今では、高尚な宴会以外、使われていません。
また、昔の宴会では、めでたの後に続くのが、「東海道宿続き」で、東海道五十三次の歌へと続き、「かいな、かいな、親切かいな」という梅川忠兵衛さんへの歌と続きます。ただし、最近では古老の方が歌われるだけで、ほとんどの宴会では歌われることは少なくなりました。
高山めでたと節回しが類似しているものは、「朝日めでた」と「丹生川めでた」・「清見めでた」です。この違いは節回しが微妙に異なることですが、歌詞はほとんど同じ物です。
また、荘川地方には、「めでた」という歌自体がありません。
古川めでた=若松さま について
古川めでたは、めでたとは呼ばず、「若松様」と呼び、一般には「ぜんぜのこ」を続けて歌うことで有名です。
こちらでは、「わーかーまつー、さーまー」の節回しで始まりますが、どちらかというとマイナーコードの暗い感じで始まるのが特徴ですが、終了後は、「めでーたー、めでーたの、わかまーつーさーまーよ、枝も栄ゆる、葉もしげーる、ついたとてなんとせず、ぜんぜのこ、ほりゃ、まんまのこー」という歌が続き、明るい民謡が続くのがならわしです。
以前、古老の方より、「この歌詞が40番以上もあるんやさ」などと伺った事がありましたので、一度調べて見たいと思い、古川の名物語り部 鮎飛さんにお尋ねしたところ、「以前、そういう話をわしも聞いていて調べた事があったんやさ」といって、歌詞カードをコピーして下さいました。
1.目出度 目出度の 若松様よ 枝も栄える 葉も茂る
※コリャ ツイタトテ ナントセズ ゼンゼノコ コリャ マンマノコ
2.音に名高い 古川祭り 起し太鼓の 勇み打ち ※
3.道も一筋 杉本様え 祈る心も 一筋に ※
4.嫁を見立の 三寺参り 髪を結わせて 礼参り ※
5.月に恥ずかし 五へいの土堤を そぞろ歩きの 影法師 ※
6.婆さどこ行きやる 三升樽下げて 嫁の在所へ 孫抱きに ※
7.おまん股ぐらに 吊鐘堂が出来て 村の若い衆が 突きたがる ※
8.天気良ければ 金森様の 城の太鼓の 音のよさ ※
9.ここの館は 目出度い 館 鶴が御門に 巣をかけた ※
10.鶴が御門に 何んと云て 架けた お家繁昌と 云て 架けた ※
11.差いた盃き 中見て上れ 中は鶴亀 五葉の松 ※
12.貴方百まで わしゃ九十九まで 共に白髪の はえるまで ※
13.咲いた桜に 何故 駒つなぐ 駒が勇めば 花が散る ※
14.馬に乗るのが 大名ならば 夏の草刈りや 皆大名 ※
15.鮎は瀬につく 鳥や木に上る 人は情の 下に住む ※
16.唄いなさいよ お唄いなさいよ 唄でご器量が 下がりやせぬ ※
17.飲めや唄えや 一寸先きや暗だ 下戸の建てたる 倉もない ※
18.色で身を売る 西瓜でさえも 中にや 黒の 種がある ※
19.酒はよい物 気を勇ませて 顔に五色の 色を出す ※
20.丸い玉子も 切よで四角 ものも云いよで 角が立つ ※
21.今日よ 明日よと 指折り数えへ 指の手前の 恥しさ ※
22.鳥の中でも あのうぐいすは 後生大事に ホケキョ読む ※
23.主のおそばと 霞橋は 離れともない いつまでも ※
24.可愛 可愛と 夜は抱きしめて 昼は互に 知らぬ顔 ※
25.貴方正宗 わしゃ錆刀 貴方切れても わしゃ切れぬ ※
26.婆さ 出て見よ 向いの山で 猿が餅突く 木の股で ※
27.横に寝かせて 枕をさせて 指で楽しむ 琴の糸 ※
28.昔馴染と つまづく石は 憎いながらも 振返る ※
29.虎は千里の 薮さへ越すに 障子一重が ままならぬ ※
30.見たよな顔だと 振り向く二人 何時かホテルで 寝た相手 ※
31.三味と私は 切っても切れぬ 指のさばきで 音上げる ※
32.入れておくれよ 痒くてならぬ 私一人が 蚊帳の外 ※
33.わしと貴女は 羽織の紐よ 硬く結んで 胸に抱く ※
34.○○のしたい程 仕事が出来りゃ 倉を建てます ○○倉を ※
35.善光寺詣りと ○ックスは 行きも帰りも ありがたい ※
36.わしと貴女は 卵の中よ わしは白味で きみを抱く ※
37.○ネの頭に おしろいつけて 子供こりゃ見よ 富士の山 ※
38.入れて持ち上げて 拭いてまでやるに 何が不足で ○ネつまむ ※
39.いやなお客の 親切よりも 好きなお方の 無理がよい ※
40.何んと よい声 貴方の声は 二本林の 蝉の声 ※
41.あんまりしたさに 泥棒としたら ○○の半ぺた 盗まれた ※
42.枝も栄えて 葉も茂りやこそ 人は 若松様と云う ※
43.ついて行きます お前とならば どんな山家の 住まいでも ※
44.一夜寝てさえ 千夜は思う 長の馴染は いつ忘りょ ※
45.あまり長いと 唄手がこまる 一寸ここらで 一休み ※
*******************************************************************
46.あまり長いと お客がこまる ちょいとここらで 一休み ※
47.平湯峠が 海ならよかろ 可愛いあの子と 船で越す ※
48.
などなど
古川では一般的に、酒宴の席で、歌い回しを行なうことが多い様で、場を盛り上げるために即興で歌詞を作って歌うことが多かったようです。私の聞いたところでは、100番近くまであるとのことでしたが、現在はっきりしているものは、上記の歌詞です。下ネタも含まれていることがわかります。
神岡めでた
神岡では、前述のように、めでたのことを「みなと」と言っており、マイナー系のコードで始まる比較的暗い感じがする節回しになっています。これは、一説によると、高原川へ木を伐り出した際、湊(=木をためる場所)へ無事に木が集まった事を祝って、中乗りさん達が全員で合唱をしたということからその呼び名がきているということです。
同じような言い伝えは、下麻生地区にも残っており、神岡では、北方材が、下麻生では南方材が湊に着き、そこから筏を組んで下流に流したという話から来ています。

最近の企業においての「めでた」
柏木工では、次のように新入社員に対してめでたの指導を行なっています。
「宴席でも飛騨地方の独特のしきたりがあります。新年会、忘年会、懇親会、花見等々様々な宴席に共通して、その会の半ばに祝い歌『めでた』が披露されます。これは会の年長者指名されて出だしを唄い、それを引き継いで同席の全員が声を合わせて唄うものです。
『めでた』までは基本的には各自自分の席に居て、『めでた』が披露されて初めて席を離れて酒を注ぎあうこととなります。何かにつけてお酒が出る土地柄です。飲み過ぎや飲酒運転をしないことを含め、お酒と上手に付き合いましょう。」
最近の若い社員達が、古いしきたりや宴席でのマナーを知らないために、このようなマニュアルを作って配布している一例です。
私も「めでた」については、子供の時は知りませんでしたが、大人になっていろんな宴席に出るようになり、たくさんの「めでた」がある事を知りました。
皆さんも、これ以外に知っている事があったら、教えて下さい!
"高山では「めでた」が出る前は立ってはいけないと習っておりますので「めでた」の前には『席にお戻りください』は無いと思いますが、地方で違うのでしょうか。また荘川の方に聞くと、荘川には めでた が無いそうです。周りではあるのにめずらしいですね。"
などという話をよく聞きます。"飛騨高山で、現在でも厳格に守られている酒宴のしきたりは「『めでた』が出るまでは、席を立って、酒を注ぎに行っては行けない。」ということです。
この司会者さんは飛騨地域以外の方も参加した酒宴に先立ち飛騨の伝統を言い忘れてしまい、めでたの前に無礼講になっていたようです。「お席におもどり下さい」は皆さんへのせめてものお願いのようですが、飛騨の宴会に於いては、この「めでた」の前は席を立たないようにして下さい。
これは、いろいろな意味がありますが、まずは、①料理をしっかりいただいて、悪酔いを避ける。②料理を作って下さった方に感謝する。③座席の両側の方が知らない方でもちゃんと交流を持つ。④宴席と言えども目上の方などに失礼のないようにする。。。などの意味があると伺っております。
「めでた」の歌詞について
「めでた」の歌詞は、次のようになっています。
「めーでーたー、めーでーーたーのー、(以上歌い出し)わーかーまーつー、うーーさーまーー、はーよーおーえーえーだーもー、おーえーさーあー、かーよーうるー、うーはーあーもー、おーしゅーげ、えーるー」

つまり
「めでためでたの若松様よ
枝も栄える 葉も繁る」
と言う歌詞です。これは、山形の花笠音頭と通じるところがありますが、これには諸説あって、金森公が山形の上山に転封されたときに、再度郡上八幡へ転封されます。そのときに一緒についてきた山形出身の家臣が広めたとか、北陸地方から入ってきたとか、いろいろ言われておりますが、そのルーツはわかっていません。
「葉もしげる」の部分では、「し」が「死」につながるとの意味もあり、わざと「しゅ」と言っているなどと言う説もあります。
飛騨地方では、「みなと」と呼ぶ地方もあり、これは、川流しをした木材が無事に「湊」へ流れ着いたときにこの歌を祝い歌として、中乗りさん達が歌ったという話に基づくものです。今でも、神岡や上麻生では「みなと」と呼ばれているそうですが、いつ頃から歌われたものなのかははっきりしません。
この「みなと」の節回しは、高山や古川の物と比較して、マイナー系のコード進行でできており、聞いた感じが暗い感じがします。
「めでた」の節について
高山のめでたには、大まかに2種類の節があります。一般に伝わっているものは、保浅流と呼ばれているもので、昭和40年代以降に、民謡師の保浅太郎氏が宴席などで一般に広めたという話があります。もう一つは、民謡調のもので、民謡師の小坂氏によって歌い継がれました。この節回しは微妙に保浅流とは違いますが、現在の宴席では、一般に保浅流のものが出回っています。
それ以前のめでたが、どのような節回しであったのかは、私も余り詳しく知りません。
飛騨の「めでた」について
これが飛騨となると節回しが地域によって違いますし、呼び名も違うところがあります。
文章で書き表すのは非常に難しいのですが、高山めでたはメジャー系のコードで明るい感じになっています。
また、一般には、「めーでーたー」で歌い出しが行なわれますが、もともと旦那衆の行なっていためでたは、
端唄に「松尽くし」というのがあり、これを歌ってから「めーでーたー」となります。
「松尽くし」とは、松の数え歌で、「一本目には、市の松。二本目には庭の松、三本目には下がり松・・・」などという歌詞になっています。今では、高尚な宴会以外、使われていません。
また、昔の宴会では、めでたの後に続くのが、「東海道宿続き」で、東海道五十三次の歌へと続き、「かいな、かいな、親切かいな」という梅川忠兵衛さんへの歌と続きます。ただし、最近では古老の方が歌われるだけで、ほとんどの宴会では歌われることは少なくなりました。
高山めでたと節回しが類似しているものは、「朝日めでた」と「丹生川めでた」・「清見めでた」です。この違いは節回しが微妙に異なることですが、歌詞はほとんど同じ物です。
また、荘川地方には、「めでた」という歌自体がありません。
古川めでた=若松さま について
古川めでたは、めでたとは呼ばず、「若松様」と呼び、一般には「ぜんぜのこ」を続けて歌うことで有名です。
こちらでは、「わーかーまつー、さーまー」の節回しで始まりますが、どちらかというとマイナーコードの暗い感じで始まるのが特徴ですが、終了後は、「めでーたー、めでーたの、わかまーつーさーまーよ、枝も栄ゆる、葉もしげーる、ついたとてなんとせず、ぜんぜのこ、ほりゃ、まんまのこー」という歌が続き、明るい民謡が続くのがならわしです。
以前、古老の方より、「この歌詞が40番以上もあるんやさ」などと伺った事がありましたので、一度調べて見たいと思い、古川の名物語り部 鮎飛さんにお尋ねしたところ、「以前、そういう話をわしも聞いていて調べた事があったんやさ」といって、歌詞カードをコピーして下さいました。
1.目出度 目出度の 若松様よ 枝も栄える 葉も茂る
※コリャ ツイタトテ ナントセズ ゼンゼノコ コリャ マンマノコ
2.音に名高い 古川祭り 起し太鼓の 勇み打ち ※
3.道も一筋 杉本様え 祈る心も 一筋に ※
4.嫁を見立の 三寺参り 髪を結わせて 礼参り ※
5.月に恥ずかし 五へいの土堤を そぞろ歩きの 影法師 ※
6.婆さどこ行きやる 三升樽下げて 嫁の在所へ 孫抱きに ※
7.おまん股ぐらに 吊鐘堂が出来て 村の若い衆が 突きたがる ※
8.天気良ければ 金森様の 城の太鼓の 音のよさ ※
9.ここの館は 目出度い 館 鶴が御門に 巣をかけた ※
10.鶴が御門に 何んと云て 架けた お家繁昌と 云て 架けた ※
11.差いた盃き 中見て上れ 中は鶴亀 五葉の松 ※
12.貴方百まで わしゃ九十九まで 共に白髪の はえるまで ※
13.咲いた桜に 何故 駒つなぐ 駒が勇めば 花が散る ※
14.馬に乗るのが 大名ならば 夏の草刈りや 皆大名 ※
15.鮎は瀬につく 鳥や木に上る 人は情の 下に住む ※
16.唄いなさいよ お唄いなさいよ 唄でご器量が 下がりやせぬ ※
17.飲めや唄えや 一寸先きや暗だ 下戸の建てたる 倉もない ※
18.色で身を売る 西瓜でさえも 中にや 黒の 種がある ※
19.酒はよい物 気を勇ませて 顔に五色の 色を出す ※
20.丸い玉子も 切よで四角 ものも云いよで 角が立つ ※
21.今日よ 明日よと 指折り数えへ 指の手前の 恥しさ ※
22.鳥の中でも あのうぐいすは 後生大事に ホケキョ読む ※
23.主のおそばと 霞橋は 離れともない いつまでも ※
24.可愛 可愛と 夜は抱きしめて 昼は互に 知らぬ顔 ※
25.貴方正宗 わしゃ錆刀 貴方切れても わしゃ切れぬ ※
26.婆さ 出て見よ 向いの山で 猿が餅突く 木の股で ※
27.横に寝かせて 枕をさせて 指で楽しむ 琴の糸 ※
28.昔馴染と つまづく石は 憎いながらも 振返る ※
29.虎は千里の 薮さへ越すに 障子一重が ままならぬ ※
30.見たよな顔だと 振り向く二人 何時かホテルで 寝た相手 ※
31.三味と私は 切っても切れぬ 指のさばきで 音上げる ※
32.入れておくれよ 痒くてならぬ 私一人が 蚊帳の外 ※
33.わしと貴女は 羽織の紐よ 硬く結んで 胸に抱く ※
34.○○のしたい程 仕事が出来りゃ 倉を建てます ○○倉を ※
35.善光寺詣りと ○ックスは 行きも帰りも ありがたい ※
36.わしと貴女は 卵の中よ わしは白味で きみを抱く ※
37.○ネの頭に おしろいつけて 子供こりゃ見よ 富士の山 ※
38.入れて持ち上げて 拭いてまでやるに 何が不足で ○ネつまむ ※
39.いやなお客の 親切よりも 好きなお方の 無理がよい ※
40.何んと よい声 貴方の声は 二本林の 蝉の声 ※
41.あんまりしたさに 泥棒としたら ○○の半ぺた 盗まれた ※
42.枝も栄えて 葉も茂りやこそ 人は 若松様と云う ※
43.ついて行きます お前とならば どんな山家の 住まいでも ※
44.一夜寝てさえ 千夜は思う 長の馴染は いつ忘りょ ※
45.あまり長いと 唄手がこまる 一寸ここらで 一休み ※
*******************************************************************
46.あまり長いと お客がこまる ちょいとここらで 一休み ※
47.平湯峠が 海ならよかろ 可愛いあの子と 船で越す ※
48.
などなど
古川では一般的に、酒宴の席で、歌い回しを行なうことが多い様で、場を盛り上げるために即興で歌詞を作って歌うことが多かったようです。私の聞いたところでは、100番近くまであるとのことでしたが、現在はっきりしているものは、上記の歌詞です。下ネタも含まれていることがわかります。
神岡めでた
神岡では、前述のように、めでたのことを「みなと」と言っており、マイナー系のコードで始まる比較的暗い感じがする節回しになっています。これは、一説によると、高原川へ木を伐り出した際、湊(=木をためる場所)へ無事に木が集まった事を祝って、中乗りさん達が全員で合唱をしたということからその呼び名がきているということです。
同じような言い伝えは、下麻生地区にも残っており、神岡では、北方材が、下麻生では南方材が湊に着き、そこから筏を組んで下流に流したという話から来ています。

最近の企業においての「めでた」
柏木工では、次のように新入社員に対してめでたの指導を行なっています。
「宴席でも飛騨地方の独特のしきたりがあります。新年会、忘年会、懇親会、花見等々様々な宴席に共通して、その会の半ばに祝い歌『めでた』が披露されます。これは会の年長者指名されて出だしを唄い、それを引き継いで同席の全員が声を合わせて唄うものです。
『めでた』までは基本的には各自自分の席に居て、『めでた』が披露されて初めて席を離れて酒を注ぎあうこととなります。何かにつけてお酒が出る土地柄です。飲み過ぎや飲酒運転をしないことを含め、お酒と上手に付き合いましょう。」
最近の若い社員達が、古いしきたりや宴席でのマナーを知らないために、このようなマニュアルを作って配布している一例です。
私も「めでた」については、子供の時は知りませんでしたが、大人になっていろんな宴席に出るようになり、たくさんの「めでた」がある事を知りました。
皆さんも、これ以外に知っている事があったら、教えて下さい!




