和良村の歴史資料館3_矢じりと石器
和良村の歴史資料館には、かなりいろんなものが展示してあります。
私は、専門外ですが、やじりなどがかなりありました。
黒曜石のものや、下呂石のものなどがありました。
黒曜石のは、野尻湖から。下呂石は下呂から渡来してきたものだそうです。
この御物石器は、かなり珍しいものだそうです。岐大の考古学部が発掘を行って、
発見された3つのうち2つを持っていってしまったと嘆いておられました。
「御物石器(ぎょぶつせっき) 市指定重要文化財
縄文時代晩期の石器のひとつ、岐阜県などで多く出土している。
長さは20~40センチメートルの石製品で、中央がくぼんでいる。
「祈り」の道具であったと考えられる。ここ稲荷神社では御神体と
なっている。
明治10年(1877)石川県より出土、宮内省博物館(帝室博物館)に
納められ「御物」となってから、「御物石器」と呼ぶようになった。
東の稲荷神社所蔵」
徳積善太