徳本上人の揮毫碑10_古川の揮毫碑
先日、まちの博物館の角竹文庫に行き、徳本上人の資料を拝見してまいりました。
その中に、古川の上人塚にその揮毫があることを指し示す資料がありました。
「角竹文庫史料(徳本上人1)
葉書 徳本の章の念仏碑について 古川町 石原大助
謹啓 愈々御清祥の段 蕓賀の至り
に存じま寿 扨過日御尋ねに
なりました徳本和尚の念仏碑は
役場の西側にある上人塚(快存塚)
と称する墓所にありました。
右 甚だおくれて申訳ありません。手おくれ
と思いますが一寸 御蔭様で私も勉強が出来ました。
御清祥を御祈り申しま寿。 早々」
上人塚と言えば、古川の瀬戸川を作ったという快存上人をおまつりした塚です。
早速、上人塚の管理をして見える古川の市中の会長さんにお電話し、その存在を確認しましたが、
「いやあ、そういうものがあったかどうか、わからない」ということでしたので、現地に行って確認を
してきました。
上人塚は、古川の祭り広場の「飛騨の匠文化館」の前にあります。
快存上人を祀ったといわれる上人塚
その後のところに、徳本上人の石碑がありました。
最近、この上人塚は地元の人たちによって整備されましたが、ちゃんと引き続き徳本
上人の石碑も守られていました。
拡大して見ると、「南無阿弥陀仏 徳本」と刻んでありました。
徳積善太