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桜洞城の発掘品3
桜洞城は、いまから500年ほど前、飛騨の中世に、この地域に君臨した
三木氏の城です。
のちに、飛騨を統一した三木自綱は、高山に松倉城を築いたことで知られて
いますが、夏の間は松倉城、冬の間はこの桜洞城に滞在したことで、「冬城」
の異名があります。
ただし、どうもイメージが先行してしまっているので、あながち、その話が
一人歩きをしていますが、松倉城は作られてから破却されるまで、わずか
3年という短い年月でした。
この桜洞城は、ずっと以前、三木自綱のおじいさんの頃から続く城ですので、
この城のほうが、ずっと古い歴史を持ちます。
また、城とはいっても、神岡の江馬氏館のように、堀を巡らせた居館で、
戦闘のための施設・設備はあまり持っていない城です。

古銭も出ています。

徳積善太
三木氏の城です。
のちに、飛騨を統一した三木自綱は、高山に松倉城を築いたことで知られて
いますが、夏の間は松倉城、冬の間はこの桜洞城に滞在したことで、「冬城」
の異名があります。
ただし、どうもイメージが先行してしまっているので、あながち、その話が
一人歩きをしていますが、松倉城は作られてから破却されるまで、わずか
3年という短い年月でした。
この桜洞城は、ずっと以前、三木自綱のおじいさんの頃から続く城ですので、
この城のほうが、ずっと古い歴史を持ちます。
また、城とはいっても、神岡の江馬氏館のように、堀を巡らせた居館で、
戦闘のための施設・設備はあまり持っていない城です。
古銭も出ています。
徳積善太