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古川まつりの提燈アラカルト1

今週末には、古川まつりが開催されます。
今日は、古川祭りのちょうちんについて、ご案内いたします。

古川まつりの提燈アラカルト1
上町地区の提燈。「奉照」というのは、照らし奉ると読むのでしょうか。ここは、正確には、
貴船神社の区域になります。

古川まつりの提燈アラカルト1 古川まつりの提燈アラカルト1
向町 神楽台の提燈。「神」には、足をつけて、図案化し、もう一つは、白が上に出ていますが、
「楽」の字を図案化したものと思われます。いわゆる遊びの精神でしょうか。

古川まつりの提燈アラカルト1
神楽台組(向町)1  この地区は、2種類の提燈がある珍しい屋台組です。
最初のものは、「献燈」です。

古川まつりの提燈アラカルト1
神楽台組(向町)2 2つ目の提燈は、「美四月」と書きますが、おそらく「美明」のことで、
「みあかし」と読ませるのだと思います。これは、「神様の光」という意味です。
しかし、どうして「日」の代わりに「四」なのか。「美しい四月」これも文字の遊びだと思われます。

古川まつりの提燈アラカルト1
三番叟組(壱之町上組)の提燈。 「献燈」です。明かりを献上するという意味でしょう。

古川まつりの提燈アラカルト1
鳳凰台組(壱之町中組)の提燈。こちらは「献鐙」です。献燈の意味だと思いますが、
金へんの「鐙」というのは、実際には「あぶみ」と読みます。馬の馬具のことです。
屋台の名称と絵が横に書かれています。

古川まつりの提燈アラカルト1
青龍台組(殿町)の提燈。こちらも「献鐙」です。殿町は、昔、馬場のあったところで、
馬の練習がされていたために、「あぶみ」の文字を使ったのでしょうか。

古川まつりの提燈アラカルト1
三光台組(弐之町上)の当番会所の提燈。

古川まつりの提燈アラカルト1 古川まつりの提燈アラカルト1
金亀台組(弐之町中)の当番会所と、街中の提燈。
会所の提燈は、「御神燈」だが、街中のものは、「奉燈」となっている。

古川まつりの提燈アラカルト1
龍笛台(弐之町下)の提燈。こちらも「献燈」の文字。龍の絵と龍笛台の文字。

古川まつりの提燈アラカルト1 古川まつりの提燈アラカルト1
清耀台組(三之町上)の提燈。

古川まつりの提燈アラカルト1
闘鶏楽組(栄町)の提燈。横に、闘鶏楽の文字。こちらも金へんになっていて、「あぶみ」の文字。


麒麟台組(壱之町下)の提燈と白虎台組(三之町下)・三光台(弐之町上)は、撮影していないことがわかりました。
今年の祭りで、撮りたいと思います。次回は、辻の提燈をご紹介します。

徳積善太

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