故 H先生のアルバムに面白い画像がありました。
大正時代の平湯温泉の画像です。
平湯温泉は、永禄7年に武田軍の武将 飯富(山県)昌景が兵を休ませようとしたところ、
猿が湯に使っているのを見て発見されたとされています。
余談ですが、このころの峠は、安房峠ではなくて、大峠という峠があったようです。
しかし、その後に起こった地震でその峠は崩れ、安房峠が後に開発されました。
永禄7年当時の峠は、武田軍が切り開いたものとされています。
相当の難工事だったと思われますが、当時の武田軍の技術はすごいものだったこと
でしょう。
徳積善太
映っている手前の建物は共同浴場でしょうか?
大正時代は、共同浴場と岡田屋だったか一軒の宿しか無かったと?、牧水の紀行文に出てきます。